Someone to Watch Over Me

 

こんにちは!


今日の一曲です。

Someone to Watch Over Me, 作詞;アイラ・ガーシュイン、作曲;ジョージ・ガーシュインというジャズをやってる人なら「ガーシュイン兄弟」って言いますが、その2人による1926年の曲です。





「Oh! Kay!」というタイトルのブロードウェイミュージカルの中の挿入歌です。

ちなみに、この「Oh! Kay!」ってタイトルは邦題だと「万事円満」になるそうで、うーん、

どうなんですかね、この訳。(笑)

※当時のレコードジャケット。おしゃれですね。





さて、この曲、最初は作曲のジョージはアップテンポの曲で演奏していたそうなのですが、何気なくスローにテンポを落としてジョージが演奏してみたところ、作詞のアイラとともに「スローバラードがいい!」と思って、今の曲になっているそうです。

 

タイトルはSomeone to Watch Over Me, 日本語にすると「誰かが私を見つめている」と若干ホラーなのですが(笑)、ジャズプレイヤーがもし、この曲を遊びでマイナーで演奏したら、まさしくホラーミュージックになるかもしれません(笑)。

冗談はさておき、歌詞です。



Someone to Watch Over Me



Verse;

There's a saying old, says that love is blind

Still we're often told, "seek and ye shall find"

So I'm going to seek a certain lad I've had in mind

Looking everywhere, haven't found him yet

He's the big affair I cannot forget

Only man I ever think of with regret

I'd like to add his initial to my monogram

Tell me, where is the shepherd for this lost lamb?



Chorus

There's a somebody I'm longin' to see

I hope that he, turns out to be

Someone who'll watch over me

I'm a little lamb who's lost in the wood

I know I could, always be good

To one who'll watch over me

Although he may not be the man some

Girls think of as handsome

To my heart he carries the key

Won't you tell him please to put on some speed

Follow my lead, oh, how I need

Someone to watch over me

Won't you tell him please to put on some speed

Follow my lead, oh, how I need

Someone to watch over me

Someone to watch over me




Verse;

恋は盲目だと昔から言うけど

「求めよ、さらば与えられん」とも言うし

だからずっと思い描いていたような人を、私は探し続ける

探してはいるんだけど、まだそういう人には出会ってない

だけどきっと彼とは絶対に忘れられない大切な恋をすると思う

結婚して彼のイニシャルを名乗りたい

ねえ、教えて、この私という迷える子羊の羊飼いはどこにいるのかを



Chorus;

会いたいと思い続けていた人がいたの

その人が、いつも私を見ていてくれる人でありますように

私は森の中で迷子になってしまった子羊

でもいつも私を見てくれる彼の前でなら

いつも私は自分を好きでいられる

女の子たちに、ちやほやされるようなハンサムな人ではないかもしれないけど

彼こそ私の心の鍵をにぎってる人なの

誰かその人に「もっと急いで」って言って

そして「私のお願いを聞いて」って伝えてほしい

ああ、私には彼が必要なの

いつも私を見てくれる人が、とても必要なの





こういう曲です。

多分誰が訳してもほぼほぼこんな感じになるのではないかな、と思います。


I know I could, always be good

ってところですが、good = good girlでいい子ってなりますけど、あえて、自分を好きでいられるって訳しました。また意訳です(笑)



さて、この曲も名曲だけにたくさんの方が歌っています。

Julie Andrews,  サウンド・オブ・ミュージックの方ですね。





Susan Boyle,  本当に美しい歌声。




Donna Summer!  ライブなんですね。とってもエモーショナル。



ちょっと古いですが、Sting. こちらもライブ。





最後に。

ジョージ・ガーシュインの曲で私が大好きなのが Rhapsody In Blue.

アメリカのシンフォニック・ジャズとして心を奪われる名曲だと思います。

ディズニーのファンタジアと一緒にぜひお楽しみください。



すてきなジャズをあなたに。

ジャズって 難しそう。苦手。おじさんっぽい笑。 いえいえ!そんなことはないんです。 今日から気に入って聴いていただける とってもすてきなジャズをご紹介します。 みなさまの何気ないひとときが ちょっとほぐれたり おだやかになったり やさしくなったり 誰かを思い出して 懐かしくなったり そんな時間をご一緒に。

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