Stardust

こんにちは!


ちょっと間が空きました。

ゆるっと更新しています。

 

実は、秋なので~ってことで、秋らしいジャズの歌、-これはもうそれこそたくさん、

たくさんあるんですけど-をご紹介したいな、と思って選曲に時間がかかってしまいました。

  


タイトルに秋ってあるとか、

Septemberってあるとか

いろいろあるんですが、

よく聞いて見ると、秋の曲じゃないって曲もありました。(笑)


それから、歌詞重視でみて、

メロディが。。って曲もありますし、

どうもいまいち、私の気持ちにフィットしないって曲もあって、

あれっ、このジャズブログ、私の完全に好きな曲を紹介する、という趣旨になっています。

どうぞよろしくお願いいたします。(笑)



 


悩んだ末にご紹介する曲が、

こちら、Stardustです。


有名すぎるくらい有名なジャズのスタンダードです。

 


とても古い曲ですね、1927年にホーギー・カーマイケルが発表しました。

スロー・バラードの曲で、本当にたくさんの方に歌い継がれています。




この方がホーギー・マイケルさん。







たとえばロッド・スチュワート。


美空ひばりさんも。

 



 






こちらは、美空ひばりさんと平井堅さんのデュエット。

素敵ですねー。





1927年に発表したときには歌詞がついていなくて、

後からつけられた歌詞だそうです。それは1929年のこと。


アメリカ人の心を何年もとらえて離さない曲です。




Stardust

Words; Mitchell Parish

Music; Hoagy Carmichael


 

Verse

And now the purple dusk of twilight time

Steals across the meadows of my heart

High up in the sky the little stars climb

Always reminding me that we're apart

You wandered down the lane and far away

Leaving me a song that will not die

Love is now the stardust of yesterday

The music of the years gone by




Chorus

Sometimes I wonder why I spend

The lonely night dreaming of a song

The melody haunts my reverie

And I am once again with you

When our love was new

And every kiss an inspiration

But that was long ago

Now my consolation

Is in the stardust of a song

Beside a garden wall

When stars are bright

You are in my arms

The nightingale tells his fairy tale

of paradise where roses grew

Though I dream in vain

In my heart it always will remain

My stardust melody

The memory of love's refrain




Verse

夕暮れ時のうすむらさきの光が

僕の心にそっと忍び込む

空高く光る小さな星たちが

僕に会えない君のことを思い出させる

君は遠くへ去っていってしまった

決して消えることのない歌だけを僕に残して

そして、愛は今、あの日輝いていた星くずのように

音楽は消えていってしまったけれど

 


ときどき僕は考える

どうして1人の夜を過ごしていると

あの曲がぼんやりと思い浮かぶんだろうと

あの歌が僕に幻をつれてくる

僕はもう一度君と一緒にいられるって

僕たちがつきあいだしたころ

どんなキスもきらきら輝いていた

でもそれはもう昔のことだよね

今の僕を慰めてくれるものは

あの星くずの歌の中にあるだけ

星空の下で

庭の壁にもたれていると

僕の腕の中に君がいるみたいだ

小鳥が歌ってくれるのは

バラが咲く楽園のおとぎ話

夢を見ていてもはかなくて

でも、僕の心の中では

あの星くずのメロディーが繰り返されている

僕たちが愛し合った記憶が繰り返されている






訳してみて、ほんとよかったな、と思う歌詞でした。

すごく時間をかけたところがここです。



When our love was new

And every kiss an inspiration

僕たちがつきあいだしたころ

どんなキスもきらきら輝いていた


って訳したんですけど、ロマンチックですねー!すごく素敵です。

inspirationって、ひらめとか霊感とかそんな感じですけど、びびってっくるものすごく感情にタッチされてくる、あの感覚ですよね。

つきあいはじめのころって、もう彼のキスだけじゃなくてー多分、相手と交流するすべてがー「ああっ」ってうれしくなっちゃうような、この人と会えてよかったー!みたいな奇跡的な感覚ってあると思うんですよね、それがevery kiss an inspirationなんだと思います。


今回はStardustという歌なので、星をイメージさせつつ、これはちょっと男性目線で書いてみかたったです。






ホーギー・カーマイケルの演奏バージョンがこちら。

おすすめです。

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